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数日間、ブログをお休みします。
今日、叔父さん(母の弟)が亡くなったので、私も喪に服そうかと。 実は生まれてからこれまでその叔父さんには10回くらいしか会ってないんじゃないかと思います。物心ついてからは、会った記憶は5回くらい? 我が家は親が流れ者で、親戚から物理的に遠いところに住んでいたので、典型的な核家族でした。なので、大学卒業して東京でひとり暮らしを始めてからも、親戚が関東近辺に住んでいても「会わない」ことのほうが当たり前だったのです。 その叔父さんも電車で1.5時間くらいのところに住んでいたのに、特に「会いたい」とも「会わなければ」とも思わず、大きなイベント(誰かの結婚式とか)でしか会ってませんでした。 でもどれだけブランクがあっても、会ったら「元気だったか?」と普通に話してくれるこの叔父が私は大好きでした。ときどきいますよね、「近所にいるくせに、挨拶にも来ない」とか嫌味言う親戚って。 叔父は何度も転職を繰り返すような、親の世代の人から見ると「真面目じゃない」イメージがある人でしたが、私はそこが好きでした。自由人で、いつも何かに挑戦していて。パワフルな人でいつまでも「若い」雰囲気を漂わせていました。だから私の生き方にも「頑張っているね」と言って認めてくれて、決して世間の常識とかを押し付けませんでした。 でもそんな人に限ってガンに侵されるんですよね。それも10万人に一人という超低い確率の治療法が確立されていない骨髄性のガン。もちろん、叔父も60歳手前なので、ガンに侵される可能性があっても不思議じゃないんですが、やっぱり「神様は不公平」と思ってしまいます。 世の中には「どよ~ん」と何も考えてないで生きている人がたくさんいるのに、そういう人にはガンは忍び寄らず、一生懸命生きている人に寄生しちゃうんです。去年の夏、最初の手術から退院したとき私は叔父に会っているのですが、抗がん剤の副作用で髪が抜け、帽子をかぶっていて、自分では車を運転する元気もない状態なのに、仕事のことばかり考えてました。私にもいつものように「元気だったか。悪いなぁ、こんなところまで」って明るく言ってくれて。 あー叔父さんにもっと仕事をさせてあげたかったなぁ・・・
by snowdrop161
| 2005-09-05 00:46
| 日記
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