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日本語続きで。
この本はベストセラーということもあり、日本語教師の端くれとしては読まねばなるまい…。 昨日アップした「なるほど日本語塾」のテキストで解説されている内容とかぶっている部分もあり。 どちらもレストランでの「・・・でよろしかったでしょうか」「おビール」「こちら・・・になります」に触れている。やはり最近「気になる表現」から「定着」のフェーズに入ってきたからでしょうか。 この本のいいところは決して「この言い方は間違いです」とは言っていないところ。言葉は時代とともに変わっていくもの、という前提で、「まだこの言い方は浸透していませんね」「この場面で使うのは不適切ですね」と解説してくれる「ゆるさ」がいい。 ただ内容の半分程度は既にどこかで解説を聞いたことがある(読んだことがある)ような内容だったのが残念。もっと新しい日本語を期待していたのだけど。 でも、最近「助詞」が気になる私には、1ページに一つ載っていた「使うのはどっち」というのはよかった。 「山に登るVS山を登る」「玄関から入るVS玄関を入る」「先生にお会いしましたVS先生とお会いしました」「あの子は父親に似ているVS父親と似ている」等々。 あと数ページごとに載っている4コマ漫画はかなりいい感じ。 笑いのツボをついてます。 ¥800と高くはないけど、本屋で立ち読みでも何かは身になりそうな本。 『問題な日本語』 北原 保雄 / 大修館書店 ISBN : 4469221686
by snowdrop161
| 2005-04-06 01:14
| 日本語
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