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昨日は一日「和づくし」。
午前中から着付け教室の仲間と着付け学校主催のイベントへ行き、夕方からはウクライナ人のANちゃんと歌舞伎鑑賞。これはイベントで出たお昼のお弁当。1,200円くらい? 日本人したな~。 イベントではいろいろな出し物があったんだけど、面白かったのはこれ。右は「桂袴(けいこ)」、左は「小袿(こうちぎ)」。桂袴は先生方による着付けの実践もあり。 どちらも宮廷貴族の正装で、左のほうが格式は上。十二単とちょっと似てる。十二単が一番格式高い正装とのこと。 でも私が気にいったのは桂袴。髪型(おすべらかし)に特徴があるし、履物がハイヒールなのがよい。袴と同じ素材のものであることが条件らしいけど、このボーイッシュな感じの装束に、この髪型にハイヒールというアンバランスが面白い。 紀宮さまが婚礼の儀のときに、どちらかを着用されると先生が言っていました。(忘れてしまうところが、ダメだ) しかし、生きていく上では何の役にも立たないようなことを勉強するってのが「教養」ってことなのね・・・と再認識。 夕方からは先日行った納涼歌舞伎の夜の部『法界坊』へ参戦。 夜の演目が昼の演目より面白いと小耳に挟み、数日前に個人売買のサイトでなんとかチケットをゲット。チケット入手にはちょっと手間がかかったけど、これは今まで私が見た歌舞伎の中では一番!中村勘三郎(前、勘九郎)がサイコー。 もちろん演出が串田和美さんということで、普通の歌舞伎に比べると演出が現代風で面白く分かりやすいんだけど、それにも増して勘三郎の演技力がすごい。 歌舞伎調の言い回しの中に、ときどきいまどきの言い回しでアドリブを言うんだよねぇ。体を張っての笑いもあり。彼の演技力にどんどん引き込まれて、休憩挟んで3時間30分があっという間だった。 黒子にも演技させたり、人形だと思っていたのが実は人で急に動き出したり、普通の歌舞伎ではありえない演出もよかった。 英語のイヤホンガイドで概略を聞いていたAちゃんですら何度も声を出して笑っていたくらい、面白い演目でした。 あ、それに中村七之助の演じたお姫様はとてもキレイでした(笑)。
by snowdrop161
| 2005-08-21 23:28
| 文化
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